思春期男子の友情の奇妙で絶妙なバランスが好き
女子もなかなか、友だち同士で腕を組んだり抱きしめあったり寄りかかったりと接触が激しい時期がありましたが、自分がその時にあって、しかし男子が矢張り仲間同士で随分と距離の近い体勢をしているのを見て、何だかとっても奇妙なもののように思えていた記憶があります
こんにちはこんばんは、或いはおはようございますペンギンクッキーです
霊応ゲーム読み終わりました
いやはや、いやはやいやはや
これはなかなか、良いものだ
まず表面的というか、内容に触れない部分で言えば
翻訳ものなのに違和感なくスラスラ読める
海の向こうの本というものは、どうしたって翻訳家如何で評価が分かれてしまうもので
文体が合わないとどんな本も読み進められない私のような人間としてはだいぶ重要な点でして、
その点、この本に関しては言語的な意味で詰まるところは全くありませんでした
素晴らしい
話は逸れますが、小学生の時にサリンジャーのナインストーリーズを読んだときは頭を抱えたものです
果たしてこれは原本自体がこんな感じなのか、それとも翻訳がおかしいのか、或いはまさかそんな信じたくはないが私の読解力が地の底まで落ちに落ちきっているのか、と
これでトラウマを持った私は、だからライ麦畑でつかまえても読んだことがありませんし、海外の本というものもハリーポッターくらいしか読んだことがありません
因みに
日本文学で言えば私のトラウマを作ったのは宮沢賢治
過去遡れるだけ遡って、思い出せるだけ思い出したところで、小学生の時に出された
クラムボンの絵を描いてくるように
という宿題よりも頭を悩ませたものはないのではないだろうか
あの時は本当に困った
困りに困って、弱りに弱って、
結局当時オリキャラとしてよく描いていたタツノオトシゴのようなものを描いて提出しました
小学生のときにしか出番なさそうな感じがとても
霊応ゲームの話に戻りましょう
と言っても、言葉にするような感想はあまり持ち合わせていません
というか、まだ言葉には出来ないというか
私自身が、感情を言語に翻訳するのがとても下手糞でして
ただ言えるのは
ずっと読んでいたいほど面白くて薄暗くて恐ろしくて、今すぐもう一度読み直す気にはなれないほどの余韻を残していく作品でした
というのが真面目な方の私の感想で、趣味嗜好を前面に押し出すことが許されるのであれば
読みながら主人公たちの怪しく危うげな距離感に始終どちゃくそ興奮していました
だってだって
閉鎖空間で管理されてる思春期男子が腕枕してるんですよ????
キスしそうなぐらいに顔を近づけていたり
作品の一部を、凄く浅く要約すれば友人を取られて嫉妬したり、友人を奪われないように策を練ったりみたいなやり取りが続くのですが、それがもう、なんともあらあらまぁまぁ、う腐腐腐腐
みたいな感じになっちゃうんですよ
どうしても
いや〜、これもうホモじゃない?ホモだよね?
って思いながら読み進めていったらガチのホモも出てくるし
すげぇよ......すげぇよ......
ってなります
まぁホモの末路は............ですが
1400円と、書籍としてはそこそこいい値段のする作品ですが、
少なくとも私は買ったことを後悔していません
むしろ買って本当に良かった
こういう作品大好きなので(ホモ云々抜きに
ただまぁ、タイトルからも滲み出るように
若干オカルト気味というか、そういうシーンが重要な場面で出てくるので
そういう糞つまらないどうでもいいところで文句を言ってしまうタイプの方にはオススメできないかなとは思います
具体的に言うと、ツイッターとかで誰もが冗談だと分かる内容に対して糞リプを飛ばしてるような人には合わないんじゃないかなってことなのですが、うまく伝わるでしょうか
そんな感じで!
ここ数日の楽しみがなくなってしまったのですが、fgoのクリスマスイベントが始まったので、そちらを頑張りたいと思います
全く、課金するタイミングを間違えたとしか言えません......ロビンが欲しいよ......
あと愉悦とロ凛の礼装可愛すぎかよ
令呪的に時臣アゾられたあとだったけど(笑)
ではでは今日はこの辺で
深い森/Do As Infinity を聴きながら